5月末時点での日本株の状況です。
新型コロナの影響もどこ吹く風で、世界的に株式市場が好調です。日経平均は既に22,000円に手が届きそうな水準まで回復し、マザーズに至ってはコロナ前よりも指数が高くなっているという状況です。
コロナ後を織り込んでいるというより、過剰な資金が市場に流れ込んでいるような気がします。コロナの影響が大きくない業種でも今は好条件で融資を受けられますし、その余剰資金の一部が株式市場に流れ込んでいるのではないかと。。
実体経済は目下大きく落ち込んでいますが、今回は素早く世間に資金がばらまかれたことで実体経済と株式市場の乖離が大きくなっています。いずれ熱狂は冷めるでしょうから、相応の揺り戻しもあることでしょう。
しばらくは株価低迷が続くから下値で買ってやろうと思っていたため、結局5月はほとんど買えませんでした。一方で、ポートフォリオの資産額は前月末比で400万円ほど増えました。大半の持ち株が上がっていますが、コロナで値を落とさなかった通信株が伸び悩んでいます。
今の株式市場に全力で突っ込んでいくのは怖いので、あまり買い意欲が湧きません。機会があればドコモの買戻しをしたいですが、ある程度は手元資金を温存しておきたいこともあり、当面は様子見かなと考えています。