私の持ち株のうち、最近JTの株価が冴えません。
業績予測がイマイチなのが最大の原因だと思うのですが、そこまで売られなくてもと思うくらいに売られ、現時点で4%台後半の配当利回りになっています。大企業でここまで高配当な株は少なく、それだけ不人気ということでしょう。思わずたくさん買ってしまいました。。
実はこういう局面は何度か経験しています。最近だとマイナス金利が導入された後、業績悪化懸念でメガバンクがひどく売り込まれました。私は三井住友FGを拾いましたが、当時配当が150円もあったのに3,000円割れまで売られ、配当利回りは一時的に5%を超えていました。後から振り返ればそこが買い場で、たまたまですが私はよい買い物をすることができました。
そんな経験をしているものですから、今回のJTでも同じような展開を期待しています。仮に機関投資家が期待するほどの利益を出せなかったとしても、赤字になるような企業ではありません。キャッシュフローも潤沢です。確かに国内では苦戦しており、身近なところでも喫煙者が肩身を狭そうにしていますが、もはやJTの主戦場は国内ではなく海外です。私には急激に業績が悪化するようには思えず、悪くて増配がストップするくらいだと考えています。割と分のよい投資であると判断して買い増しを決断しました。
目先は荒れるかもしれませんが、高配当という浮き輪の空気が抜けない限りいずれ株価は浮上するものと考え、資金の続く限り買い増しをしていく方針です。できれば年内に2,000株まで増やしたいと思っています。