08.取引

空売り反省会

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普段は現物株の話だけですが、今日は脱線します。

5月の下旬ころから空売りしていた三井不動産の株、本日買い返済を実行しました。増資のリリースを聞いて、一株利益希薄化→株価下落という連想をしました。昨年増資した興銀リース(私の現物保有株です)の値動きを見ていたので、そんな連想をした訳です。

そこでまず@3,181円で1000株空売りしたのが5月下旬ころ。多少揉んだ後、前向きな増資と解釈されたらしく、ぐいぐいと株価は上昇。。公募価格が決まった直後、@3,310円で1,000株追加で売り増し。ところが株価は一時3,500円超となり、含み損は50万円を超えました。恥ずかしい話ですが、正直なところ気が気ではありませんでした。

その後じっと耐えていましたが、本日@3,240~3,245円で買い戻し、結果手数料損で1万円ほど負けました。それでも利が乗っていた信用電力株の利益と当てて、ほぼトントンで収まって一安心という感じです。本格的な信用売り、実は今回が初めての経験でしたが、売りは買いとは違う恐ろしさがあります。つまり、損失は青天井になる可能性がある訳で、これが結構なプレッシャーになります。特に、私のように機敏な損切ができない人間にとっては危険だなと思います。

今回の反省点は二つあると考えています。

一つは、最初の売値からさほど上がっていない@3,310円で追加売りしてしまったこと。踏みあげられた焦りで、あまり間隔がない水準で早まって売ってしまいました。できれば@3,400円とか@3,500円あたりで売れば、もっと楽な展開だったと思います。

もう一つは、一単位が大きすぎる株に手を出してしまったことです。これが一番の反省です。三井不動産は1,000株単位なので、最低単位を売り建てしただけで300万円超のポジションができます。元が結構な金額ですので、多少の値動きでも大きく損益が動きます。損失が生じている場合、金額も大きくなるので損切の決断が難しくなってしまうという経験をしました。要は、自分の身の丈以上の取引をしてしまったということです。これは危険だなと感じました。今後はこの辺に気を付けていきたいと思います。

明日は桧家HDの決算開示があります。子会社の日本アクアが上方修正していましたが、親の桧家には同様のリリースがありません。
私は今回の決算にはさほど期待しておらず、想定通りなら上出来と思います。増税の影響はどうなっているのか、受注状況に注目しています。

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