昨日はイギリスの国民投票の結果を受けて、為替市場や株式市場が大きな影響を受けました。ありがたいという訳ではないですが、なかなか貴重な経験でした。
欧州や米国の株式市場も軒並み下落しましたが、震源地であるイギリスや米国では3%台の下落ということで、思いのほか軽微な下落にとどまりました。それに比べると昨日の日経が1300円近く下落したのは解せない水準ではあります。円高が進んだという面を考えても、少し狼狽しすぎではないかと。
私も昨日は比較的冷静だったつもりですが、結果として精神の高揚は抑えきれませんで、100万円分ほど購入してしまいました。理性は「もう少し待て」といっていたのですが、感情に負けて買ってしまいました。額を少額に留められた点が慰めですかね。来週前半も不安定さが続くと思いますが、月が変わればだいぶ落ち着いてくるのではないかと。意外と来月末には「そんなこともあったね」くらいになっているかもしれません。
株をやっていますと、やはり年に何度かはこういう事態が発生します。この時に一番大事なことは、儲けることではありません。退場に追い込まれないことです。そのためには普段から自分の実力に見合わないポジションを持たないことが大切だと思います。
何があっても、まずは生き残ること。儲けることは二の次。この方針は間違っていないと思うので、今後もこの精神を忘れずに相場に向き合っていきたいと思います。