03.ポートフォリオ

ポートフォリオ点検(平成23年7月②)

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続いてポートフォリオのリスクについて。

前四半期は、①震災後の暴落のリバウンドに上手く乗れたこと、②桧家住宅の大幅続伸で大きなリターンが得られました。リターンがあるということは、相応のリスクを負っているということです。投資においてリスクに鈍感であってはいけません。

IRR108%という甘美な言葉の裏側には、少なからぬリスクが隠されています。①はリバウンドしない可能性もあった中で、たまたま今のような結果になったに過ぎません。暴落時に生活資金(の中の余裕資金)を一時転用しましたが、最低限必要な1年分の生活費は確保していました。そういう意味ではリスクを取りつつも、コントロールできていたと感じています。

ただ、資金投入の方法(=一度に全額投入しない!)には問題もあったと思います。今後は、多少投資効率が落ちても投資資金の枠内に余裕資金を留保し、いざという時に備える体制構築が課題です。

②ですが、株式ポートに占める桧家住宅の時価比率は、株価上昇により47%前後となりました。ここで恐ろしいのは、桧家住宅の経営に大きな問題が生じること、具体的に言えば突然死のリスクです。安定企業と思われた東京電力でさえあの有様です。どの企業も「絶対」安全ということはなく、よって特定銘柄への資金集中は大きなリスクを負っています。桧家住宅を売りたい気持ちはないですが、これ以上の買い増しはできません。

過去の経緯から沖縄セルラーの比率も大きく、上位二銘柄で株式ポート時価の80%を占めています。この問題については何か対策が必要で、方法を検討していくつもりです。パフォーマンスとリスクの点検は、今後も四半期毎に行っていきます。

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