15.節約ライフ

加入している保険を検証してみた

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入っていれば安心かな、と、これはでは何となく保険の契約をしてきたのですが、本当にそれでよいのだろうかと気になって検証してみました。

※私が入って居る保険
①医療系
・傷害保険(法人契約) 月2,000円
・医療保険 月2,420円
・がん保険 月1,490円
②損害保険系
・業務の賠償責任保険 年10,000円
・個人賠償責任保険 年1,800円
・家財保険 年1,920円(うち3割程度は返戻される傾向)
・住宅火災保険 年1,300円(住宅購入時に30年分支払い済み)
・地震保険 年5,000円
③カード付帯系
・国内傷害保険、海外傷害保険各種

私は独身なので急死した場合に家族のために大金を残す必要がありませんが、株の資産額もそれなりですし、住宅ローンも団体生命保険で免除されるので相続人の親にまとまった資産が移転することになります。そのため生命保険をかける必要性は薄いと判断しており、生命保険には加入していません。逆に漠然と医療保険は必要かなと考えていまして、現にそのような保険のラインナップになっています。

ここで昨年取得したFP1級の知識を活用するならば、上記に上げた以外の「公的保険」の存在を見逃してはなりません。特に高額医療費制度ですね。これは所得に応じて毎月の自己負担医療費が一定額でストップされるというもので、私の場合は月の上限自己負担が50,000円ちょっとです。これに入院時のベット差額を考慮しても、月に15万円程度あれば何とかなってしまうのです。最近は長期入院するケースは減っていますし、いたずらに不安になって過剰な掛け金にするのは合理的ではありません。私も医療保険に関しては少し多いかなと考えて直しまして、将来的に医療保険をリストラするつもりです。実はこの保険、何年か前に銀行の美人な行員さんに勧誘されてついつい付き合いで入ってしまった保険だったりします。。

また、万が一入院が長引いて給料が無給になっても、健康保険では傷病手当金という制度があって一定額の支給を受けることが出来ます。国民健康保険にはないので自営業者の方は使えませんが、サラリーマンはこういう点で恵まれています。また、後遺障害の時は障害年金があります。毎月多額の社会保険料を支払っている対価としてこのような特典があるわけ、これを使わない手はありません。

保険の契約をする場合は、まずは公的保険の存在を思い出すべきです。そのうえで個人の環境や家族構成を考えた時に不足する要素を民間保険で補うべきだと思いました。私の場合は、ある程度の預金があれば入院時の医療費はカバーできるので、医療保険は最低限の水準で十分かもしれません。預金がもう少し増えたら医療保険をリストラしようと思います。

漠然と不安になって保険に入ると、安心を得られる反面で損をしてしまう可能性がありそうです。保険の契約には冷静さと合理的な思考が必要です。

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