12.独立・ビジネス

サービス業のあり方について考えた

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私の仕事ですが、業種的にはサービス業に属しています。セミリタイアというか、世捨て人志向があるくらいなのであまり高尚な理想はありませんが、仕事が終わった時に「この人にお願いしてよかった、また機会があればここに頼もう」と思ってもらえるような、後味の良いサービスを心掛けています。多少苦しくても安値競争はせず、並みの値段で並み以上の仕事をしようと考えています。

先日、同業ではないのですが協業する業種の人と一緒に仕事をする機会がありました。この人はいわゆる士業、先生稼業の人で、私より10歳くらい若い人です。不可抗力的な事情で一緒に仕事をしたのですが、若い割にはどこで覚えたのか先生然とした横柄さを節々から発しています。この先生はある取引関係者がディールの途中から引き入れたため、その日クライアントと初めて会ったのですが、クライアント(その先生にお金を払うのもこの方)との打ち合わせでも同じ態度です。クライアントの方がずっと年配ですし、地位的な面でも格が上ですが、そんなことは構わずにタメ口風に会話をします。クライアントが人格円満な方なので打ち合わせは無事終わりましたが、その後クライアントと個別に話したところ、やはり違和感を感じたとのことでした。

クライアントの性格次第ではディールが壊れる可能性も十分にあり得ます。他の関係者との間でも、問い合わせをしても返事がない、急に期を迫って書類等を徴求するなど、評判は散々のようです。一言でいうとコミュニケーション能力に難があるという感じでしょうか。業務の性質上、面談や交渉時には細心の配慮が必要で、一度でもこういう面を観たら、怖くてその人に仕事を頼もうとは思いません。この先生を引き入れた人に、なぜあの先生を選んだのか聞いてみたところ、「見積もりを取ったところ報酬が他の事務所の半分だったから」とのことで、報酬が安いので依頼は多く、ネット集客を中心に売上はそれなりにあるようです。

コストの安さを重視する人も多いですから、それはそれで結構なことだと思います。しかし私はそういうやり方を目指したいとは思いません。サービス業の基本は人に満足してもらってなんぼと思いますし、再依頼が来るということ自体が仕事ぶりを認めてもらったという証で、こういう要素がないと仕事は無味乾燥な、単なる作業になってしまう気がします。質の良いリピーターを何社か確保できれば収入も安定しますが、これは自分のファンをどれだけ作れるか次第です。ファン=リピーターを作るには、後味の良い仕事と安定感、信頼感が不可欠です。少々嫌な思いもしましたし、冷や汗もかきましたが、自分の目指すところを再認識させてくれたという意味では、この先生との出会いもあながち無駄ではなかったと思います。再度の仕事は勘弁してほしいですが(笑)

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